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第3回 浜松ハッカソン(テーマ:災害支援): 2011.03.19(土)開催レポート

21 Mar 2011 

イベント概要

3月11日に発生した東北関東大震災では、災害時の安否情報や支援情報の確認にインターネットが有効に活用されている一方、電力や通信手段がない現地では高齢者を中心に深刻な情報不足であることが、報道やTwitterなどのウェブメディアを通じて伝わってきております。

将来、東海・東南海地震の発生が想定されている地域に住む私達も明日は我が身です。今、起きている災害の支援に、あるいは、今後起こるであろう災害の支援に役に立つ、ソフトウェアやハードウェアについて一緒に考えてみました。

参加状況

今回は緊急開催で告知から開催まであまり時間がなかったので全部で8名の参加にとどまりました。 参加メンバーのリストについてはATNDで確認できます。

ATND: 第3回 浜松ハッカソン: 2011.03.19(土)

成果1: 分散型安否情報確認システムの開発

@mackatoのアイデア をもとに、 @arfyasu と @jacoyutorius で、GitとRubyでテキストファイルベースの安否情報データベースを作りました。今回、完成までには至りませんでしたが、引き続き開発を続けていく予定です。

分散型安否情報確認システム Hamackathon3

成果2: アイデアおよび討論

@mabmab_tw 、 @akisoftware 、 @kiwofusi 、 @cherenkov 、 @sea_mountain は災害支援をテーマに討論やアイデア出しをおこないました。内容はハマッカソンのWikiにまとめられています。


まとめ

急な開催にもかかわらず丸一日お付き合いいただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。今回のハマッカソンと同様の趣旨で全国の有志が "Hack for Japan"というイベントを開催しています。今回出たアイデアも含めて、今後も引き続きDeveloperができる災害支援について考えていきましょう。

Hack For Japan

また、会場での募金にご協賛いただきありがとうございました。集まったお金は日赤浜松地区本部を通じて日本赤十字社に寄付いたします。